Exhibition

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Statement

 

私は主に「人間」をテーマに写真を撮っています。

 

以前、東京在住の友人に、地元・秋田で撮影した写真を見せたところ、その友人は秋田に関心を持ち、実際に現地を訪れてくれました。

その際、伝統芸能や食文化に深く興味を示したようで、それ以降、毎月 秋田に通うようになったのです。

 

私が友人に見せたのは観光名所の写真ではなく、祖父の日常生活を撮影した写真でした。

何気ない日常風景から秋田の魅力が伝わったこと、そして、人の心を動かした写真の影響力・可能性の大きさに感動し、私は写真家を志ました。

 

カメラを持ち始めてから約5年に渡り、日本各地を旅してきましたが、その過程で様々な人と出会い対話し、自分の世界観がいかに狭く浅いものかを思いしらされました。

印象に残っているのは、人間の暮らしから見えた 各人の生き様やそれを取り巻く光と影です。

旅の道中、私に大きな発見や気づきを与えてくれたのは「人間」でした。

だからこそ私は「人間」をテーマに、この先 写真で何を表現できるのか、世の中にどのようなメッセージを伝えられ、人の人生にどのような影響を与えられるか興味があります。

 

できれば私が生きている間だけでなく、100年後、200年後の時代においても誰かに影響を与えられる作品をつくりたいと、そう思っています。

私の作品を見て、ほんの少しでも何かを感じてもらえたら幸いです。

 

髙橋こうた